読んでいただきありがとうございます。
翔です(/・ω・)/
あなたには、どうしても離れてほしくない恋人や好きな相手がいるのではないでしょうか?
世間には「ドメスティック・バイオレンス」という言葉があります。
「DV」とも呼ばれています。
近親者暴力や家庭内暴力を指します。
このDVですが、どうして逃げないんだろう…っと経験のない人は思うかもしれません。
ですが、実際は離れられなくなっていることが多いのです。
もちろん、解き方もあります。
そこで今回はこのDVのような人の心を束縛する方法についてお話します。
キーワードは「希少価値」「限定効果」「束縛」この3つです。
~目次~
ドメスティック・バイオレンスについて
上記にもあるように、ドメスティック・バイオレンス(DV)は親近者暴力や家庭内暴力を指します。
まず、DVはとても危険な依存関係ができていることにより、お互いに離れられなくなっているのです。
その仕組みというのが、DVは片方が暴力を振るいますよね。
暴力を振るった人間が正気に戻りますと被害者に対して泣いて謝ります。
その時のセリフが「こんな僕が生きていけるのは君がいるから。君がいなくなったら生きていけない」
この発言こそが負のスパイラルの入口となっているのです。
暴力を振るった加害者は「君しかいない」と被害者に交際の継続を求めます。
暴力を振るわれた被害者も「この人を生きさせられるのは自分しかいない」と継続を選択するのです。
お互いが「希少価値・限定効果」にハマってしまうのです。
これが繰り返されて、ドメスティック・バイオレンスという負のスパイラルが出来上がってくるのです。
潜在意識に浸透
DVの例でもありますように人の心というのは、案外簡単に呪縛できてしまうものです。
簡単といっても、DVの場合、加害者も被害者も精神的状態が通常でない、病んでいます。
むしろ、病んでいってしまうのです。
「君だけが頼り」
「君しかいない」
「私にしか救えない」
このように思ってしまうと、依存関係ができてきてしまいます。
「希少価値」「限定効果」をお互いに感じ、DVにつながっていくのです。
人の心を呪縛するこのようなセリフは潜在意識への浸透効果も高いのです。
ビジネスでの束縛例
まず、人を束縛する時、「希少価値」「限定効果」を利用していきます。
ですが、これはDVに限った話ではありません。
ビジネスにおいても活かすことができます。
職場で上司からこう言われたとします。
「この仕事を頼めるのは君しかいないんだ、頼むぞ」
こう言われるとあなたは特別に選ばれたということでうれしくなると思います(希少価値)。
また、自分一人に限定されているので断れないという覚悟、プレッシャーもあります(限定効果)。
上司はこの二つの心理テクニックを活かして、仕事を実行させるように部下を束縛しているケースもあります。
小売りの現場でも見かけることがあるかと思います。
「今だけ3割引」
「残りわずか」
この「残りわずか」というワード、実は潜在意識に語り掛けているのです。
どういうことかと言いますと、遥か昔にDNAに刻まれた「飢餓体験」を連想させるようになっているのです。
つまり、人というのは、「喪失」を残念に思うのです。
そのかたちがどうであれ。
喪失を利用したサプライズ
「喪失」は非常に辛いものです。
ですが、この喪失を逆手にとることもできます。
それはサプライズプレゼントです。
サプライズプレゼントは人を喜ばせます。
どういったサプライズか
「喪失」と「出現」を演出するのです。
プレゼントを渡す際、まずは喪失を演出します。
プレゼントを渡す際「今は無い」ことを伝えます。
もらえるつもりでわくわくしていた相手はプレゼントがもらえず、がっかりするでしょう。
そこで「実は用意していた」という演出を起こします。
相手はもらえるはずなかったのにとがっかりしていたのにも関わらず、もらえることになったのです。
ただ渡すだけより、はるかにうれしく感じることでしょう。
サプライズプレゼントはこの「喪失」による心理効果を巧みに使っています。
あなたもサプライズプレゼントをもらったときはとてもうれしかったと思います。
このような効果を「ロストゲイン効果」と呼びます。
このサプライズで重要なのは、相手を喪失させることです。
がっかりさせることができなければ、効果はありません。
束縛や呪縛の解き方
人の心を束縛したり、呪縛したりするのは恐ろしいことです。
潜在意識に語り掛けるように言葉を利用することで相手を操作できてしまうようなものですからね。
ですが、もちろん呪縛の解き方もあります。
「他にもいるだろうが」
こう考えると呪縛を解くことができます。
ビジネスにおいて、本当にスキルを買ってくれていて、本当にあなたにしか頼めないような上司もいるかもしれません。
ですが、基本的には「希少価値」「限定効果」によるものだと考えた方が賢明かもしれません。
もちろん、上司から「あなたにしか頼めない」と言われ、呪縛を解こうと「他にもいるだろうが」と口に出してはいけません。
そんなことをしてしまったら、違う意味で呪縛されてしまいます。
まとめ
「束縛」は喪失による恐怖感を煽ることで成立してしまいます。
その喪失を煽るためにも「希少価値」「限定効果」を利用することで人を束縛していくことができるのです。
いかに束縛されていることを相手に気づかれずに希少価値や限定効果をもたらすことができるか。
束縛されていることに冷静に気づくと「他の存在」が出現してしまうこともあります。
束縛するにあたり、他の存在は邪魔でしかありません。
うまく利用してみてください。
あなたに読んでもらえることが私の活力なのです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。