誘導心理学

損した人生にならないための、人と上手に付き合う心理学。

【心理学】動作やしぐさによって相手の気持ちを察する方法

んでいただきありがとうございます。

 

翔です(/・ω・)/

 

あなたは相手の気持ちを少しでも理解できたら…なんてことを思ったことはないだろうか。

 

相手が気持ちを口に出さなくても察する方法があります。

 

恋愛はもちろんそうですが、ビジネスの場でもいわゆる「読心術」を理解しておくと有利に立ち回れます。

 

今回は相手の気持ちを見分ける方法について書いていきます。

~目次~

 

心理状態を表すサイン

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「行動」と「心理」は非常に密接した関係にあります。

 

言葉にはしないけど、相手の心理状態を表すサインを見逃さないように、また理解することによって察することができるようになります。

 

察することができれば、恋愛では「私のことよくわかっている」と思わせることができるでしょう。

 

ビジネスでは、商談などでここぞというときの押すタイミングや上司のご機嫌取りなどに役立つことです。

 

サインも、ポジティブとネガティブの2種類にわけてご紹介します。

 

ポジティブサイン

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  • 歯が少し見える程度に口を開く。
  • ゆっくりした動作が多い(リラックスして好感を抱いている)。
  • あなたのほうに身体を向けている。
  • よく話にうなずき、そのとき顔や身体が上下に動く。
  • 瞳孔が少し開く。
  • 左右対称に口角が上がり、目尻にシワを寄せて笑う。
  • 質問が多い。
  • 視線を合わせてくる回数が多い。
  • 褒める回数が多い。

これらのサインはすべて「あなたに興味を持っている」「あなたに好意を持っている」という意味になります。

 

なので、このサインをよく見かけるようであれば、あなたのことを少なくとも嫌ってはいない、むしろ好意を抱いている可能性があります。

 

ネガティブサイン

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  • 手を隠している(緊張している、ガードしている気持ちが強い)。
  • 腕を組んでいる(あまりあなたの話に乗り気ではない)。
  • 身体を店の出口に向けている(そろそろ帰りたい)。
  • 身体が斜めに傾いたり、イスに深くもたれたり寄りかかる(あなたに興味がない)。
  • 並んで座るとき、間に荷物を置く(自分をガードしようとしている、距離を取りたい)。
  • コツコツとテーブルを叩き続けてる(そろそろ飽きてきた)。
  • 口角のどちらかだけ上げて笑う(作り笑い)。
  • 自分の身体のあちこちをしきりに触る(気持ちが萎縮している、拒否反応)。
  • 口元、顔のまわりを触る(嘘をついている自分をなだめている)。

これらはすべてネガティブなサインです。

 

これらのサインをよく見かけるのであれば、嫌われている、避けられている可能性は高いでしょう。

 

相手の行動をコントロールして気持ちを動かす

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「行動」と「心理」が密接な関係にあることは上記で述べました。

 

心や気持ちが動けばそれが行動に表れます。

 

逆もまたしかりです。

 

行動によって心理状態も動きます。

 

人は「やる気になったから行動する」のではなく「行動したからやる気も出る」ということです。

 

リラックスした姿勢を取れば、実際に気持ちもリラックスしていきますよね。

 

笑顔の練習をするだけでうれしい気持ちになったり。

 

これは自分の気持ちをリラックスさせるための手法としてだけではなく、相手に対しても同様に使うことができます。

 

特に、相手が緊張して自分に心を開いてくれないと感じたときに有効です。

 

相手がテーブルの下で手の指を組み合わせ、しかも足を組んでいるような姿勢でしたら、その姿勢を変えるきっかけを作ってみてはどうだろうか。

 

たとえば「その荷物をこっちに取ってもらえますか」というように相手に頼みます。

 

そうすれば自然と両手はテーブルの上に出てくることでしょう。

 

ちょっとした小技みたいな感じではありますが、荷物を受け取るときに、少し相手の手に触れてみるのもいいです。

 

それだけでも相手はあなたに少し心を開いてくれます。

 

もっと積極的に出られるケースならよくありがちではありますが、手相を見てあげるパターンも有効ではあります。

 

ですが、いきなりこのパターンは下心が見えてしまうかもしれないですけどね。

 

握手もお互いに手のひらを相手に向けて触れるので、敵意のなさを示し、親近感を高める行為となっています。

 

日本人の習慣としてはまだ根付いていませんが、キャラ次第では使えますし、案外ちょっと無理してでもあえて使ってみますとかなり効果的かもしれませんよ。

 

相手の気持ちを知るためのLINE活用法

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もはや日常生活でのコミュニケーションツールとして必須といっても過言ではないくらいになりつつありますのがLINEですね。

 

メール以上に手軽に使え、爆発的に広まり、もはや老若男女問わず利用するようになりました。

 

LINEのおかげで遠距離恋愛の壁も越えられた、という例もあります。

 

本来、肉体的な距離は心理的な距離と比例します。

 

ですので遠距離恋愛を成就するのはかなり難しいのです。

 

ですが、LINEに限らず、SNSを利用した通話や写真動画などは遠距離のハンデを補うことができているのです。

 

しかも、「リアルで会えない」という制約がさらに感情を高めるため、「遠距離恋愛」のほうが結ばれやすい、とさえ言えるかもしれませんね。

 

遠距離に限らず、今やLINEは恋や結婚の必須ツールとなっています。

 

みんなが使うツールだからこそ、ここで「差」をつけたくないですか?

 

ほとんどの人はパソコンではなくスマホでLINEを使います。

 

LINEのタイミングや内容と同時に「スマホの扱い」も注意深く観察しますと、相手の心理を読み取ることができるようになるのです。

 

推測するポイント

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気になっている相手の気持ちを推測しようとするとき、あなたはどこに注目しますか?

 

だいたいの人は「LINEの文章」や「内容」に注目するかと思います。

 

ですが、ポイントはそこではありません。

 

「気になる相手がスマホをどう扱っているか」を見ることが大きなポイントとなってくるのです。

 

たとえば、合コンや会食で同席した相手の場合、もしくは初めて二人だけで会った場合ですと、スマホの扱い方については主に3つのパターンが見られます。

 

  1. スマホをテーブルの上に出さない人
  2. テーブルの上にスマホを置いてはいるけど、ほどんどチェックしない人
  3. テーブルの上にスマホを置いておき、頻繁にチェックしている人

この3つのパターンに分かれます。

 

1の人は「ひとりのときに後でチェックすればいいや」とバッグに入れっぱなしでいるタイプです。

 

3の人は見逃すと困るような連絡を待っているわけではないけど、とにかくスマホをチェックしていないと不安という、ある意味、依存症のようなタイプです。

 

2の人はそれらの中間です。「大事な連絡だけは一応逃さないように」というようなタイプです。

 

まずは相手がどのタイプに当てはまるか観察します。

 

それを知ったうえで次に注目すべきものが「返信速度」になります。

 

あなたが「ごちそうさまでした」「ありがとうございました」といった内容のメッセージを送った場合、まず返信スピードに注目してください。

 

まず、1のタイプの返信スピードが遅いのは当然です。

 

「すぐに返信する」という習慣がそもそもないわけです。

 

なので返信が遅いことで落ち込む必要はありません。

 

ですが、2と3のタイプの人が、半日たっても返信くれない場合は基本的に「脈なし」と考えていいでしょう。

 

しょっちゅうメッセージを確認するタイプなのに「返信しない」のは「メッセージは読んだけどあなたには興味ないです」と言っているようなものです。

 

たとえ「既読」になっていなかったとしても、通知だけは少なくとも見ている可能性は高いです。

 

そのうえで返信しないのですから諦めたほうがいいです。

 

ただし、1のタイプの人がすばやく返信をくれた場合は、それがどんなに短くてそっけない内容でも「あなたに興味があります」というサインである可能性がとても高いです。

 

男女の言語能力の違い

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LINEの文章についてですが、女性は「せっけない内容」のメッセージを「冷たい」「自分に興味がないのかな」などと解釈しがちかもしれません。

 

ですが、必ずしもそうとは限りません。

 

男性はもともと女性に比べて言語能力は低いです。

 

ですからLINEのように簡単な表現が可能なツールを使いますと、なおさら文章が必要最低限になりがちになるのです。

 

しかし、女性は「言わなくてもわかってほしい」「言ったこと以上のことも察してほしい」と思う気持ちが強いです。

 

それに対して男性は「言ってくれなきゃわからない」生き物です。

 

以前、この男女の言語能力の違いについてまとめた記事があります。

【心理学】「言ってほしい」と「感づいてほしい」 - 誘導操作系心理学

 

もちろん、男性のなかにはほどほどに察しの良い男性もいます。

 

ですが、本質はこうなっているのです。

 

Facebookの使い方で彼の性格を推測できる

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SNSはLINE以外もありますよね。

 

数あるSNSのひとつに「Facebook」があります。

 

このFacebookの投稿にも実は性格が見え隠れしているのです。

 

Facebookでは、その使い方によって4タイプに分けることができます。

 

  1. 「いいね」の数にこだわり、ダイエットや仕事の成功についての投稿が多い人は、ナルシストの傾向が強く、「いいね」がもらいやすい投稿も目立つ。
  2. 政治の話題や知的ニュース・トピックなどについての投稿が多い人は、クリエイティブで好奇心が強く、「いいね」数より情報交換を求めている開放的な性格。自信家で、最新情報のシェアも積極的。
  3. 投稿は少ないが子どもや家族の話題が多い人は、実直で勤勉、慎重な性格。
  4. 恋人や恋愛についての投稿が多い人は、現在の自分に自信がなく、自尊心が低い傾向。

以上の4タイプに分けることができます。

 

ちなみに自撮りが多く、しかも撮ってからアップするまでに加工で長時間かける人も、自分に自信がもてない、コンプレックスが強い傾向です。

 

「なるほど」と思い当たるふしがあるかと思います。

 

このFacebookによる分析結果は、イギリス・ブルネル大学の研究チームが555人のFacebookユーザーを対象に行った結果となっています。

 

まとめ

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今回は動作やしぐさを観察することで相手の気持ちがわかる方法をお話しました。

 

また、スマホやLINE、Facebookの使い方によっても分析することができます。

 

なので、気になる相手がいるのでしたら、そういった言葉以外の部分を観察してみてはいかがでしょうか?

 

もしかしたら、すでにあなたも誰かに観察されているのかもしれませんけどね?

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。