読んでいただきありがとうございます。
翔です(/・ω・)/
あなたは自己紹介する時、なにを話していますか?
自己紹介というのは、初対面に限らず自分のプライベートプロフィールを相手に伝えたい時に行いますよね。
そして、自己紹介をする際、何を相手に伝えるか決めていますか。
あなたには長所や短所があると思います。
自己紹介というのは、長所ばかりをアピ―ルすればいいというわけではありません。
短所も交えることが大切です。
では、どのように自己紹介した方が良いのか。
今回は自己紹介に関することをメインに、それを応用したテクニックもお伝えします。
~目次~
ポジティブとネガティブの割合
自己紹介をする際、ポジティブな内容とネガティブな内容と分けてアピールすることがあると思います。
ポジティブな内容はいわゆる長所ですね。
得意分野や興味のあることなどです。
ネガティブな内容は短所になりますね。
苦手分野や失恋などがこれにあたります。
では、このポジティブな内容とネガティブな内容はいったいどれくらいの割合で自己紹介した方が良いのか。
それはポジティブな内容3に対し、ネガティブな内容は1になるようにするのが一番大切です。
ロサダの法則
このポジティブ3に対し、ネガティブ1というのは「ロサダの法則」によるものです。
このロサダの法則は、アメリカの心理学者マーシャル・ロサダが行った調査結果によって確立されました。
企業内のチームを対象に「ポジティブ要素とネガティブ要素」がどれくらいの割合の方が生産性や顧客満足度が高かったかの調査です。
この調査の結果、ポジティブ6でネガティブ1でした。
この結果が基本となっています。
一般人が日常的にパフォーマンスを高めるためには、ポジティブ3に対し、ネガティブ1の感情比率をキープすることがもっとも効果的だということもわかったのです。
幸せの黄金比
「ポジティブ3、ネガティブ1」は「幸せの黄金比」とも呼ばれています。
個人の人生においてもこのバランスを保っていることが、もっとも満足度や幸福度が高い状態であるのです。
この法則は実はさまざまな場面で応用することができます。
自己紹介・自己アピール
このロサダの法則は自己紹介でも応用することができます。
相手にもっとも好感を与え、しかも自分自身も無理がない「ポジティブ3、ネガティブ1」の内容で話すことです。
ネガティブ要素は1エピソードだけに抑え、あと3つを長所や最近楽しんでいること、思い出などを話すと良いでしょう。
決して「ダメ男にフラれた話、長い彼氏いない歴、職場でのばばぁ扱いされている話」などネガティブ要素満載の自己紹介は絶対にやめましょう。
「辛い過去も笑いに変えられる女性って良いなぁ」を狙った自虐ネタは逆効果です。
たとえ、どんなにラフな合コンだったとしてもNGです。
こういった自虐ネタは本人のキャラ次第ですが基本的にウケません。
「痛い女」です。
自虐ネタ満載の「痛い女」を目指すのではなくて、男性から一緒に「居たい女」になれるようにしましょう。
弱みを見せて価値が高まるのは、完璧なタイプか自身の強みがしっかりわかっている場合に限ります。
自分のこともちゃんとわかっていない状態で「弱みを見せる」「自虐ネタばっかり」というのはひどい結果になることが多いので注意しましょう。
さらに親密な恋人関係を求める場合
自己紹介から発展し、特定の相手にさらに親密な関係になりたいと願うこともあるかと思います。
その場合は「ポジティブ3、ネガティブ1」ではありません。
「ポジティブ5以上、ネガティブ1」を基本的に考えるようにしましょう。
ただし、ポジティブを増やしすぎはだめです。
例えば「ポジティブ13、ネガティブ1」は多すぎです。
これは「ただのいい人」になってしまう可能性が高いです。
つまり、良いことばかり言ってもお世辞や社交辞令に見えてきてしまうということです。
理想は「ポジティブ5~7、ネガティブ1」です。
部下の力を発揮させる方法
このロサダの法則は、ビジネスにおいても応用することができます。
ビジネスも経験を積んでいけば昇格し、上司になったり、部下がついたりすることでしょう。
そこで部下の力を伸ばしたい、発揮させたい、と思うことがあると思います。
部下の力を伸ばすもっとも有効なのが「褒める3、叱る1」なのです。
この部下の成長を促すのにも、このロサダの法則は活かすことができるのです。
3回褒めたら1回叱るような感じですね。
わざわざ叱る点を探す必要はないです。
ですが、褒めてばかりも良くないです。
指導する、教えるという面で、学校でも同じことが言えます。
教師が生徒に教える場合も同様です。
3回褒めて1回叱る。
これを忘れないようにしてください。
日常意識すること
普段から常に「肯定」「同調」「共感」「褒める」の中にたまに「ネガティブ」を入れていきましょう。
人の悪口を言うとか、相手の欠点を言うとか、そういうことではありません。
そこ勘違いしないでほしいです。
例えば、相手から「友人と喧嘩した」と言われたとしましょう。
よく聞いてあげたうえで「二人でもう一度話し合ったほうがいいと思う」や「もしかしたら相手に事情があるのかもしれない」などの意見を言うことです。
イエスマンになるのではないです。
しっかり相手を肯定、共感などをしつつ、意見も言うことが大切です。
まとめ
自己紹介というのは、学校でもビジネスでも使う場面が多いです。
せっかく挨拶するのですから、相手に良い印象を与えた方が良いですよね。
「ポジティブ3、ネガティブ1」を常に自分のなかで考えておいて、ぱっと自己紹介できるように準備しておくと良いかもしれません。
また、この幸せの黄金比は自己紹介に限らず、教育にも活かすことができます。
なので、新人教育や生徒の扱いなどに困っている場合は実践してみると良いと思います。
「ポジティブ3、ネガティブ1」です。
ネガティブ要素もポジティブ要素を輝かせるために必要不可欠なのです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。