誘導心理学

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【心理学】雑談をするうえで大切な4つのこと

んでいただきありがとうございます。

 

翔です(/・ω・)/

 

 

あなたは、雑談をただの暇つぶしみたいな感じに思っていませんか?

 

 

ぶっちゃけ、それでも特に問題ないです。

 

なぜなら、会話の9割は「意味のない会話」つまり「雑談」なのです。

 

 

例えば、ビジネスであれば、報告や連絡、相談などがあります。

 

自分の用件を伝え、相手の用件を聞き、結論に向かうために必要なやりとりを行います。

これは中身のある会話と言えますよね。

 

しかし、用件だけ伝えればいい会話は、その用件さえ済んでしまえば即終了の会話です。

 

振り返ってみてください。

あなたの1日を。

 

こうした中身のある会話が私たちの社会に占める割合なんてほんのわずかにすぎないと思いませんか。

 

なので実際、私たちの生活は9割が雑談で占められているのです。

 

そして、せっかく9割を占める雑談するのですから、これが意味のある雑談にすることができたら、どうでしょう。

 

さらに人間関係を充実させることができるのではないでしょうか。

 

今回は雑談の意味や目的についてお話します。

~目次~

 

雑談のルール

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実は雑談にはルールがあることをご存知でしょうか。

  1. 中身がないことに意味がある
  2. 結論はいらない
  3. サクッと切り上げる

雑談にはこのようなルールがあるのです。

 

中身がないことに意味がある

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これは雑談をするうえで基本的なルールですね。

 

雑談は1日行われる会話の9割を占めています。

 

そこで「中身のない会話に意味があるのか」という疑問を持つ方もいるかもしれません。

 

ですが、生活のほとんどがこの雑談で占めている以上、私たちはこの中身のない会話によってつながっていることになります。

 

雑談を交わすことによってちょっと相手と打ち解けた気分になるはずです。

 

その雑談をきっかけに次会ったときは今まで以上に仲良くなれるかもしれません。

 

中身のない会話は、生きていくうえでとても重要なコミュニケーションツールとして意味を成しているのです。

 

中身のある会話とは?

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では、そもそも中身のある会話とはいったいなんなのでしょうか。

 

それは結論のある会話になります。

 

ビジネスの場であれば、自分の用件を伝え、相手の用件を聞き、結論を導き出しますよね。

 

その会話はまさに中身のある会話と言えるのです。

 

伝えなきゃいけないこと、聞いておかなければいけないこと、会話の終着点、これらが含まれている会話は中身のある会話です。

 

結論はいらない

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雑談というのは、中身のない会話です。

 

ということは、そこに結論なんてあるはずもありません。

 

これは男性に多くある傾向なのですが、すぐに結論を出そうとします。

 

中身のある会話はできても、中身のない会話ができないことが多くみられるのです。

 

女性に比べて男性は、会話の途中ですぐに「つまり?」とか「それってこういうことだよね?」などと話をまとめたがります。

 

例えば、夫婦の会話でも、奥さんの「近所からあーだこーだ言われた」といった何気ない会話に対して、旦那さんは「それはお前の方が悪いからだろ」と早々に決めつけがちです。

 

その結果、奥さんは「話をちゃんと聞いてくれない」と傷つくのです。

「わかってくれない」と不満を募らすのです。

 

 

奥さん、つまり女性はそんな断定や結論など求めていないのです。

 

「そりゃひどいね」と返してほしいだけなのです。

感情を共有したいだけなのです。

ここ、男性は頭に入れておいた方が良いですよ。

 

 

中身のない雑談をしたい妻、落としどころのない会話が苦手な夫のこの食い違いが夫婦間の雑談が盛り上がらない原因となっているのです。

 

雑談の目的のひとつは場の空気を和ませることです。

 

雑談をするうえで重要な項目です。

 

白黒つける必要はないのです。

 

サクッと切り上げる

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「デキる営業マンは雑談が上手」と言われます。

 

雑談が上手と言われても、具体的にどういうことかわかりますか?

 

話の引き出しが多いとか、いつまでも止まらず誰とでも話せるとか、そういうことではありません。

 

「雑談が上手」というのはつまり、「会話の切り替えが上手な人」のことを言います。

 

職場での私語は、ダラダラ長いと評価は下がります。

 

ですが、職場の雰囲気を良くする、ほどよい雑談ができる人はむしろ評価されているのです。

 

 

大事なのは「引き際」です。

 

雑談が苦手な人が陥りやすいケースとして、話始めたはいいけど、切り上げられずにいつまでもズルズルと終われないパターンでしょう。

 

何度も取引先に足を運び、楽しく雑談をして担当者と仲良くなったつもりでも契約につながらない、というのもいるかと思います。

 

一見すると、コミュニケーション能力が高そうなのに結果が伴っていないのは、雑談の意味を履き違えている可能性があります。

 

長々とした雑談はかえってお互いに気疲れしてしまうこともあります。

 

なので長引かせずにサクッと切り上げましょう。

これも雑談において重要なルールです。

 

サクッと切り上げるには?

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サクッと切り上げようとするものの、どうやって切り上げればいいのか、悩まされている人も多いのではないでしょうか。

 

ですが、特別難しいことはありません。

きっとあなたの考えすぎかもしれません。

 

話の途中であっても「それでは」「じゃぁ、また今度」のように一言で切り上げればいいのです。

 

 

これはビジネスシーンでも同じことが言えます。

 

場の空気がほぐれて、相手との親近感が高まってきたら、

「まぁ、雑談はこのくらいにして、、、」

「では、そろそろ本題に切り替えて、、、」

などと言い、サクッと切り上げてしまいましょう。

 

ビジネスにおいて、雑談はあくまで後の商談の地ならしみたいなものです。

 

話が途中でもサクッと切り上げるのが雑談です。

むしろ、終わらせることが大事になってきます。

 

いつ終わらせても大丈夫。これがわかっていれば、もっと気楽に雑談を始められますよね。

 

雑談のもう一つのポイント

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雑談といえば、会話の内容はまさにオールジャンルみたいなものです。

 

好きなこと、興味あることの内容は弾みますよね。

 

趣味が同じだと雑談を通して、相手と親しくなるのが早くなります。

 

ですが、必ずしも「趣味が全く合わない」場合もあります。

でも気にする必要はありません。

 

雑談の盛り上がるポイントは「共通点」

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雑談において盛り上がる瞬間の一つに「共通点」があります。

 

お互いに共通点がわかった瞬間って嬉しくなりますし、つい盛り上がってテンションが上がったりしますよね。

 

雑談をするうえでの、もう一つの目的は「共通点を探す」ことです。

 

相手と仲良くなる手っ取り早い方法は、相手と共通点があることです。

 

知り合って間もない頃は共通点を探すことを頭に入れながら雑談をすると良いです。

 

「こじつけ」でも構わない

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また、この共通点ですが「こじつけ」でもいいので無理やりにこじつけてしまっても構わないくらいです。

 

例えば、相手の趣味がギターで、自分は読書だとしましょう。

 

「ギター弾くんだ、かっこいいね。私の趣味は読書なんだ」

で終わってしまったらもったいないです。

 

ここで考えられる二人の共通項がまずは「指」です。

 

指にまつわるテーマに発展させるのもありです。

 

代理体験

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雑談による共通点を探す際、こじつけさえも浮かばないことがあるかもしれません。

 

その時は、「代理体験」という一種のテクニックがあります。

 

これは他の人の活動を通して、自分もそうしたかのように話す方法です。

 

この他の人というのは、身内でも友達でも構いません。

でも、できるなら近い存在の方がいいですね。

 

例えば、さっきの例題で相手の趣味がギターの場合ですと、

「私の弟もギターやっているんですよ」

これで良いのです。

 

これによって、ギターという共通点がお互いあったかのようにみせることができるのです。

 

ある意味、錯覚や催眠みたいなものかもしれないですね(笑)

 

想像力や具体的な話を聞き出す力があれば話はいくらでも広げていくことができるのです。

 

雑談は次につなげるための「共通点を探すこと」なのです。

 

まとめ

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雑談は人とつながっていくうえでとても重要な役割を果たしています。

 

雑談に関する覚えておきたいことが

  • 中身がないことに意味がある
  • 結論はいらない
  • サクッと切り上げる
  • 共通点を探す

以上の4つになります。

 

ぜひ、雑談が上手な人になってビジネスでもプライベートでも充実した毎日を送っていきましょう。

 

あなたも、もっと気軽に雑談しても良いんですよ。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。