読んでいただきありがとうございます。
翔です(/・ω・)/
あなたには、ライバルがいますか?
仕事や恋愛、スポーツなど、今ライバルがいる人は、どうしたら自分がその相手に勝てるのだろうかと考えたことがあるかと思います。
「自分が一番になりたい」
「気になる相手よりも勝っていたい」
という気持ちがありますよね。
この気持ちを満たすためにスポーツならひたすら練習を重ね、よりレベルアップするためにコーチにつくかと思います。
仕事でもそうですが、相手と同じレベルのことができるのはもちろんのことですよね。
差をつけて勝つには相手ができないことができたり、やっていないことをやらなければいけないことでしょう。
今回は成功するためのやるべきたった1つの法則についてお話します。
~目次~
ライバルはあくまで敵ではない
ライバルというのは、あなたにとって負けなくない存在です。
勝ちたいライバルがいるのでしたら、その相手に敵対心を抱いたり、遠巻きに見たりしない方がいいです。
むしろ、仲良くした方がいいです。
そして、その相手がやっていることを探り、でも相手のマネをするのではなく、違うことをやって勝つのかを探るのです。
周りの人ではなく本人に直接聞く
この「相手がやっていることを探る」ことですが、決して周りの人に聞くのではありません。
逆に本人に直接聞くことです。
これが効果的です。
というのも、周囲の人に聞いていて、それがまわりまわって本人の耳に入ったらどうでしょう。
「スパイのようにコソコソと嗅ぎまわっている」
と思われかねません。
そう思われるくらいでしたら、本人に聞いてしまった方が良いです。
ですが、自分が相手をライバルと思っているのでしたら、相手もあなたのことを意識している可能性がありますよね。
だとしましたら、何をやっているかなんて簡単に教えてくれないかもしれません。
そこで、あなたのほうから情報を相手に与えていくのです。
先に相手に情報を与える
相手が簡単にやっていることを教えてくれない場合、あなたから情報を与えるようにしましょう。
もちろん、手の内すべてを見せろというわけではありません。
相手に
「あなたが実践しているちょっとしたこと」
これくらいで大丈夫です。
とにかく、重要なのはあなたから相手に情報をどんどん与えることです。
与えるものは情報だけではありません、人脈も同様です。
あなたが持っている人脈は、あなた一人で開拓したものではありませんよね。
だから、自分だけにとどめず、さらに広げることが必要なのです。
自分だけでなく、人脈を広げることで自分にとっても相手にとっても恩恵が生まれていきます。
返報性の法則
先に情報を与える狙いとして、この「返報性の法則」にあります。
返報性の法則は簡単に言うと、好意のお返しですね。
あなたが相手に情報を開示するほど、相手もあなたに対して情報を開示しやすくなっていくのです。
相手に「自分にとって重要な情報を教えてくれているのかな?」
と思ってもらえれば、相手もあなたにより重要な情報を与えてくれるようになるかもしれません。
ポイントは、自分が相手から何か教えてもらいたいことがあるのでしたら、まずは自分からどんどん積極的に与えることです。
返報性の仕組み
人は好意を寄せられたり、相手に何かをしてもらったりしますと、それに対してお返しをしたいという気持ちが働きます。
しかし、それは「悪いと思って」という気持ちが引き出されるわけではありません。
たとえば、私が音楽の話を始めたとします。
音楽をやっている人や好きな人は、つい自分の好きなアーティストや楽器の話をしたくなりますよね。
私あ音楽の話をしているからといって「悪いと思って」なんて気持ちで話す人はいないわけです。
なので、相手が自分の情報を出したくなるまで、自分の情報を伝えていくことでそれを引き出すことができるのです。
たとえば、相手がなぜあんなに営業で仕事を取ってこられるのか知りたいという気持ちがあるのでしたら、まずは自分がやっている営業の情報を与えることです。
仕事はできるけれど女性関係に強くない相手だったら、合コン情報を教えていくのもひとつの方法です。
このようにライバルに仕事以外で貸しを作ってしまうのもひとつの方法です。
自分が思っているほど価値は無い
返ってくる保証もなく相手に情報を与えてしまったら、自分の能力が減ってしまうかのような気がしますか?
もしくは、相手があなたと同じことをやったら、相手のほうが強くなったり勝ってしまうかもしれない、と思ったりしますか?
安心してください。
あなたが大切に持っている情報やテクニックは、自分が思っているほどたいした情報ではないです。
いまやネット社会です。
ウェブ上にあらゆる情報が溢れかえっています。
どんな情報でもテクニックでも、検索すればだいたい出てきます。
今の時代、Google先生には勝てませんよ。
情報はあげたところで減るどころか増える
つまり、相手から何か手に入れたいものがあるのでしたら、まずは自分から相手に与える行動を起こすことです。
情報は人に惜しみなくあげたところで減らないです。
たとえば、あなたはXという情報を持っています。
このXという情報をAさんにあげたとします。
そうしましたら、Aさんからお礼にYという情報をくれました。
これであなたにはXとYという情報が手に入ったということになります。
次はBさんにYという情報を与えました。
しましたら、BさんからはZという情報をもらうことができました。
Zという情報をCさんに与えましたら今度はWという情報が手に入りました。
というようにそれを繰り返せば、与えることによって減ったり損をするどころか、あなたが一番情報を得ている結果になるわけです。
つまり、与える人が一番もらえるのです。
与える人こそ成功できる
これまでのことから、ライバルに敵対心を向けてもいいことはないです。
意味がないです。
恋愛に関してはなんとも言えませんが、仕事やスポーツなど趣味の分野でもライバルはいたほうが、いないよりもはるかにそれ自体が楽しくなりますよね。
一人で野球バットを素振りしているより、二人でキャッチボール、そしてみんなで試合してたほうが間違いなく楽しいはずです。
ライバルはお互いに高め合える存在です。
そこにあるのは「敵意」ではなく「敬意」がなければいけません。
「あいつのここがすごい」
と素直に自分の中で認め、その相手にそのすごさをちゃんと評価してあげましょう。
お互いに評価し合える間柄になりたいのであれば、まずあなたが相手をちゃんと認めることです。
独占することの愚かさ
とは言っても中には、あなたから情報をもらうだけもらって返してくれない人がいるかもしれません。
だからといって、気にする必要はありません。
それによって相手があなたよりも情報量が多くなることはありません。
ましては相手に無駄に情報を与えてあなた自身が損をしたことにもなりません。
返ってこない相手は、もしかしたらあなたが思っているほどその人に能力がないか、あなたほどその情報を活かせなかったのだと思ったほうがいいでしょう。
もしくは、誰に対しても心を開かない、情報を開示しない人なのかもしれません。
そういう人が行きつく未来は孤立している可能性が高いです。
情報を独占していて成功している人はほとんどいないと思っています。
むしろ、誰よりも与える人が、誰よりも手に入れることができるでしょう。
まとめ
相手に与えたからといって自分が損する側に回ることはありません。
情報を独り占めしている人ほど、気づかないうちにだんだんと損する側に回っていくだけです。
これを読んでくれているあなたも、きっと損する側にはなりたくないはずです。
ライバルは蹴落とすのではなく、お互いに高め合っていける大事な存在です。
マイナスに考えるのではなく、プラスの方向に考えていきましょう。
もらいっぱなしはいつか見放されます。
誰よりももらった人ではありません。
誰よりも与えた人が成功します。
「ギブ&テイク」という言葉があるように、先に在るのは「ギブ」です。
与えるが先です。
これを読んでくれたあなたが少しでも成功していけることを応援しています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
※私の憧れるメンタリストのDaiGoさんの書籍のひとつです。
今まで意識してこなかったような気づかされることが多くてタメになった一冊です。